今さらDVDの感想
Perfumeの武道館公演見てきました、二日とも。
それについて書く前にDVDに絡めて色々書きたい。行く前に書いとけばよかったかな。Perfumeのファンの方ならご存知の通りDVDはアンコール部分が横浜の最終日で、それ以外は東京公演の映像が収録されています。自分は東京公演だけ見てます。(ツアー全体という意味では大阪と名古屋も見てます)
まーそんなカンジでDVD再生する前まではアンコール部分以外は一度現地で見てるし、ほぼ同じセットリストの公演を3回見てるわけで、その意味であんまり期待してなかったわけですね。bitterの時より全然期待してなかった。(bitterの公演は仕事の都合で行ってません)コレはGAMEツアー含め最近のライブが自分の中で消化不良気味なのも大きいと思うんですけど。
しかし、実際見てみたら自分でも意外なほど楽しめたっていうのが正直なところなわけです。アルバムの曲はこういう振りしてたんだな、とか。なんか客観的に普通に楽しめた。楽しめてしまったというべきか。twitterに思わず「正直bitterよりよかった 」とか書いてたし。
ファンになりたての頃(2004年夏)ってステージで歌って踊るPerfumeがとにかく大好きで、でもネット上を探し回っても全然ライブの映像がなくて、あるところにはあったのかもしれないですけど、絶対数としてやっぱり少なかったのは間違いなくて、確実に見るためにはイベントなりライブに行くのが一番手っ取り早かったわけですね。交通費も時間もスゲーかかったけどあのステージ見れるなら惜しくないな、みたいなカンジで。コイツらいつまでやってるかわかんねーぞ、ってのもあったし。とにかく「Perfume見たい!」って飢餓感を全然抑えられなかった。
で、最近だとライブに行ったとしても僕が見たい距離だと大体圧縮がヒドかったりするので、それに対抗するのに体力だの集中力だのそういったなんやかんやをかなり消耗するため、昔ほどじっくりステージ上のPerfumeを見れてるかっていうと間違いなく見れてないわけです。結局その辺が自分の予想よりDVDを楽しめたことにつながっているのかな、と。じっくり見れなくなった分コールしたり踊ったりすることに楽しみを見出すようになってた気がするし、負けてられねー!!!!!!!!って気持ちになれたりするので酸欠寸前で圧縮の中で見るのも全然嫌いじゃないです。まあ物事は全てにおいて程度問題ってのはありますけど。
ただDVD見て改めて自分は今でも「歌って踊ってるPerfumeを見る」のが好きなんだということが再認識できたのと同時に、今のライブだと「自分が見たい距離で歌って踊るPerfumeを見る」っていう基本的な部分の満足度がかなり低下してるんだなっていう事実を突きつけられた気がしました。
二回くらいGAMEツアーのDVD見たあとbitter見たんですけど、発売当時見た時と印象が全然変わったっていうか、あの頃の空気感つーかPerfumeとの距離間みたいなものがものスゴく感じられてウワーってカンジになりました。発売当時は「DVDもいいけどやっぱライブだな」みたいな感想だったんですけど。あとなんか自分がその場にいなかったってことへのコンプレックスみたいなものを前より強く感じるようになってる。逆にGAMEツアーは、まあ横浜行けなかったけど東京行ったしなみたいな部分で妙な安心感みたいなのがあったりして、この辺かなりダメというか末期的だなと思いますね。
武道館の感想の導入部分として書くつもりがスゲー長くなったので、DVDの感想としてあげます。